6月20日、衆議院財務金融委員会で野党7党が提出した、いわゆる「ガソリン暫定税率廃止法案」の審議が行われ、賛成多数で可決、続く衆議院本会議でも可決され、参議院に送付されました
参議院での審議に後ろ向きな与党の姿勢に対し、我が立憲民主党をはじめ野党4党が参議院議長に申し入れを行いました。国会会期末ギリギリの日程の中、急遽、参議院本会議で趣旨説明、質疑(与野党一人ずつ)を行うこととなりました
財政金融委員会の野党筆頭理事として、私は本法案に対する質疑を行いました
翌日の6月21日は国会閉会日の前日でしたが、異例の土曜日の財政金融委員会が開かれました。
前日の理事会で与党側から2時間の質疑が提案され、その後の採決などの扱いは与野党筆頭理事間の協議としましたが、私からは質疑の採決を強く求めていました
筆頭間協議では与党側から参考人質疑など日程的に無理な要求をするなど、事実上採決拒否と言える頑なな態度に激しく反論
委員会前後の理事会では、野党側が一丸となり審議を尽くしたのちの採決を強く求めました
民意を反映した衆議院での議決を経て参議院に送付された法案に対し、参議院としての判断を下さないことは、国会議員の責任を放棄するもの
法案に瑕疵があると指摘するなら、多数を占める与党として採決において反対・否決すれば良いのでは無いかなどと主張しましたが、委員長が一方的に委員会を散会しました。
異例の委員会途中の散会となったことから、閉会日に行う、国民のみなさまから出された請願の審査・採択なども行わないことは極めて無責任な対応です
その後、財政金融委員長の解任決議案を野党4党で提出しましたが、与党の数の論理で否決され、結果、ガソリン暫定税率廃止法案は廃案となることが決まりました
今回の一連の対応は、野党が力を合わせれば衆議院では大きな力となる一方、参議院での自民党の横暴を許さない議席が必要であること、参議院選挙で私たちが大きく伸ばせば、ガソリン価格引き下げ、食料品消費税ゼロを実現できるということです
小沢まさひと 議員の再選はもとより、擁立候補全員の当選を目指して力を尽くして行きます






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2025年6月23日 |
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