1995年1月17日、午前5時46分。真冬の夜明け前、マグニチュード7.3の阪神・淡路大震災が発生し、甚大な被害をもたらしました。
あの日から27年。
神戸市中央区では、竹灯篭に明かりを灯し犠牲者を追悼するつどいが毎年開かれており、6年前からは一般公募した文字の形に竹灯篭が並べられていますが、今年は「忘れない」という思いを込めた「忘」の形に竹灯篭が並べられました。
「忘れない」や「忘れてはいけない」といった応募が多く寄せられたようであり、年月が経ち、震災が「忘れられてしまう」という危機感を表したとのことです。
私は、当時現地に駆けつけさせていただきボランティア活動に参加しました。避難所となっていた小学校に1週間泊まり込み、避難されていた皆さんのお手伝いなどをさせていただきましたので、被災地の人的被害はもちろん、火災や液状化に伴う建物等の大変な被害の状況とともに、寒い中で避難生活をされていた被災地の皆さんのご苦労など忘れることなく記憶しています。労働組合の活動は「助け合い」が原点ですから、それまでも常に意識してきたつもりでしたが、そうしたボランティア活動を経験したことにより、あらためて「助け合い」の大切さを認識することができました。特に災害時など大変な時に必要となることは言うまでもありませんが、常日頃から、「支え合い」や「助け合い」が重要であることを忘れてはならないと思います。
1月17日の今日、27年前を思い返しながら、「助け合い」の大切さをあらためて胸に刻み、今後の活動に活かしていきたいと思います。
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2022年1月17日 |
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