参議院財政金融委員会で「所得税法等の一部を改正する法律案」に関する質疑に二日連続で立ちました。
1日目は、鈴木財務大臣に対して、①我が国の税制が租税原則「公平・中立・簡素」の視点からの評価、②基幹三税(消費税、所得税、法人税)の税収推移と社会の変化、③租税特別措置と補助金等の政策実現効果比較 などについて質しました。
植田日銀総裁には、金融政策決定会合での大規模な金融緩和政策を見直すことについて、①事前報道、情報管理のあり方、②この間の金融緩和政策が果たした役割の評価、③黒田総裁下での展望レポートの信頼性 などについて質しました。
2日目の審議は、1日目に税制全般に関する政府の見解を質したので、この日は各論について。
賃上げ促進税制については、これまでの政策効果の評価に触れ、そもそも税制措置は賃上げを促進するのか、税の減免は内部留保を増やすだけではないか、最大の課題である中小企業の賃上げが実現するのか などについて質しました。
このほか、我が国産業の競争力強化のためとする、戦略分野国内生産促進税制、イノベーションボックス税制について、大企業優遇、研究開発の活性化につながるのか、として政府の見解を質しました。
この模様は、インターネット国会中継でご覧いただきたいです。
いよいよ3月の最終週に向けて、議論が積み上がってきました
予算審議の最後まで緊張感を持って頑張ります。
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2024年3月26日 |
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